マシュマロ・チャレンジ

今日のゼミでは、マシュマロ・チャレンジをやりました。マシュマロ・チャレンジはチームビルディングとデザインプロセスの学習を目的とした実習です。目的は、パスタとテープ、ひもを使って出来るだけ高いタワーを作り、頂上にマシュマロをのせること。他に、タワーを机に固定してはならない、パスタは20本、テープとひもは90cmしか使えないといったルールはありますが、とてもシンプルなゲームです。
ゼミでは、Sカレに参加するチームで、競争しました。チームで課題に取りす組むことで、Sカレプロジェクトのウォーミングアップをすること、そして、プロトタイピングの重要性を学ぶことが目的でした。
実際に競技を始めてみると、色々と面白いことが起こります。上の写真は開始後1分21秒が経過した時点の様子です。奥のチームは立って作業を始めてますが、右のチームは座ったまま話し合いをしています。手前のチームはマシュマロを出してパスタに刺してみたりしています。
実は、この試行錯誤の仕方が勝敗をわけました。今回、マシュマロは個包装されたものを使ったのですが、奥のチームは最後まで袋を開けませんでした。何が起こったか。終了間際に慌てて袋をあけて、タワーの頂上にマシュマロを刺したところ、タワーが倒れてしまったのです。
優勝したのは、手前のチーム。これが作品です。スコアは45.5cm。実はこれでも、平均点には届いていません(平均点は50cmだそうです)。しかし、きちんと自立するきれいな構造を作ることができました。
最後はトム・ウージックのTEDプレゼンテーションで勉強です。早い段階でマシュマロを乗せてみることが大事、ということですね。
Sカレでもプロトタイピングが重要な役割を果たします。いわゆるデザイン・シンキングということなのですが、うまくわかってもらえたでしょうか。

Miyao Lab.

神戸大学大学院経営学研究科の宮尾研究室です。 イノベーションのマネジメントに関わる様々なことを研究しています。 Miyao Lab. at Graduate School of Business Administration Kobe University is exploring management of innovation.

0コメント

  • 1000 / 1000