RPIでの在外研究がおすすめな理由

2017年9月からの在外研究も残すところ1週間となったので,RPIに滞在して良かったことをまとめておこうと思います。

1. キャンパスの美しさ

上の写真は,僕が滞在していたLally School of Managementの入っているPittsburgh Buildingです。他にも,美しい建物が沢山あります。RPIはもうすぐ創立200年を迎えるのですが,古い歴史ある建物もきれいに保存されていると同時に,新しい建物もうまく雰囲気に融合しており,とても美しいキャンパスを構成しています。

EMPAC performing arts center

Jonsson Engineering CenterからTroy BuildingとRicketts Building


2. 便利なキャンパスの設備

Visiting Scholarとして登録されると,RPIのIDカードが支給されます。これで,RPIの様々な施設を利用することができます。図書館はもちろんのこと,食堂,ITセンター,ジムなど便利な施設が充実しています。

とても便利だったのがポスターの印刷。ITセンターのPCから印刷の指示を出すと,1時間後にはA0サイズのポスターができあがります。無料です。こちらの授業ではよくポスタープレゼンテーションが課されるのですが,学生たちはこのサービスを利用してポスターを準備していました。

個人的に良かったのが,プールです。オフィスとの往復だけでは間違いなく運動不足になるので,何か運動したかったのですが,プールを使えたので週1〜2回は通いました。夕方はSwimming Teamが使っていますが,その後,8:30から一般開放されていました。なお,アパートからキャンパスまでシャトルバスで通えますので,夜でも安心です。

3. 英語を学ぶ機会

在外研究期間中は,当然,英語をレベルアップする良いチャンスです。ところが,実は,アパートとオフィスを往復しているだけでは,そんなに英語を話す機会はありません。他の先生は,基本的にオフィスにこもって仕事をしていますし,皆さん忙しいのでおしゃべりを楽しむ,という雰囲気ではありません。

なので,会話をする機会を増やすためには,自分からそれを探しにいく必要がありました。僕が利用したのは,Advising & Learning Assistance CenterのBreaがやっているTea and Talk Sessionでした。毎週水曜日の1:30〜3:00に図書館でお茶を飲みながらフリートークをする,という集まりです。毎回10人くらいの留学生が集まり,それぞれの国の文化などについて話します。

そのTea and Talkに毎週参加していると,Breaが私の授業に参加してみない?と誘ってくれました。留学生がTAとして働くためにOral Communicationについて学ぶクラスで,単位が出ない(non-credit)ので,僕も参加していいよとのことでした。これが,とても勉強になりました。毎回,ちょっとした会話の練習をしたり,短いプレゼンをして学生どうしでフィードバックをしたり,短い期間でしたが,すごくOCの力が伸びたように思います。

RPIは,留学生が多いのでESL教育にはとても力を入れているようです。探せばもっと機会があったかもしれません。

3分間プレゼンの様子。あえて「いらすとや」を採用。


つづきます。

Miyao Lab.

神戸大学大学院経営学研究科の宮尾研究室です。 イノベーションのマネジメントに関わる様々なことを研究しています。 Miyao Lab. at Graduate School of Business Administration Kobe University is exploring management of innovation.

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